Photo courtesy to Siddhartha Sarkar |
There are many after-the-fact ingredients that are making me feel grateful to be visiting India at this timing. One of them was that I got to see a program named "Anusaran."
April 7th is an anniversary of the late Guruji Kelucharan Mohapatra's passing.
On this year's April 7th, there was a special program dedicate to him and performed by six of his senior students. 3 of them reside in Mumbai, and other 3 flew in from other cities of India. One of them was my teacher in India, Smt. Jhelum Paranjape.
(From left: Smt. Meera Das, Smt. Aloka Kanungo, Smt. Jhelum Paranjape, Smt. Kum Kum Lal, Smt. Debi Basu, and Smt. Daksha Mashruwala)
「4月にインドに来れて良かったんだなぁ」と来てから思うことが沢山あるのですが、その一つは、「アヌサラン」と名されたショーを観れたことでした。
4月7日は私たちの大先生である、グル・ケルチャラン・モハパトラの命日です。なので毎年その日には何かしらのプログラムがあるのですが、今年は、生前グルジから長年直接指導をしてもらった踊り子のある6人がムンバイでパフォーマンスをすることに。そのうちの3人はムンバイに住んでいるのですが、あとの3人は他の市に住んでいるので、飛行機でムンバイ入りされました。そのムンバイ在住のうちの一人が私のインドでの先生である、ジェーラム・パランツァペ先生です。
(左から:ミーラ・ダス、アロカ・カヌンゴ、ジェーラム・パランツァペ、クム・クム・ラル、デビ・バス、ダクシャ・マシュワラ)
Among the 6 dancers, Smt. Kum Kum Las is the most senior.
She performed a piece called "Yami He."
I cried while watching someone dance for the first time in a long time.
While she danced, pureness and fullness of the vibration that was emanating from her body and soul soaked my heart heavily. I wiped my tears many times thinking, "Why is this so beautiful? What is touching me so deeply right now?"
I think that she was fully in the character and was fully devoting herself to the dance. She took all of us (the audience) into the world that she was creating through her each move and breath. When you are taken to such dimension, you cannot help to simply be, and your heart opens up, and you feel like you are remembering something very important, and that's why tears well up. That's the kind of power a true artist has.
(By the way, she has lived in Japan for 4 years due to her husband's profession. During those years, she taught Odissi dance in Japan, so she spoke to me in Japanese after she learned that I was from there.)
その6人の中ではクム・クム・ラル先生が一番先輩です。
ラル先生は「ヤミヘ」という踊りを踊られました。
久しぶりに、踊りを観て泣いている自分がいました。
踊っている間、彼女の体と魂から発せられていたバイブレーションの清らかさと充満さが、胸の奥までしっとりとずっしりと入ってくるのでした。「どうして、こうにも美しいのか。何が私をこんなにもとらえているのか。」と何度涙を拭ったことでしょう。
ラル先生は物語の登場人物になりきっていて、そして踊りに彼女自身を100%捧げていました。一つ一つの動きと呼吸を通してある世界を作り上げ、私たち観客をその世界にいとも簡単に連れて行ってしまいました。そのような次元に入ったとき、とにかく「あるがまま」でいることしか出来ず、心はするりと開かれていきます。そして何か大切なものを思い出しているような気がして、涙が出てくるのだと思います。「本物」の芸術家にはそういう力があるのだと思います。
(ちなみに、ラル先生はご主人のお仕事の関係で日本に4年間お住まいになったことがあり、その間日本でオディッシィダンスを教えられていたそうです。なので日本語で私に話をしてくださいました。)
This was the venue (amphitheater). ここが会場でした。(野外劇場) |
There was a little lake behind the stage. 舞台の後ろにはこの小さな湖が。 |
The green room and the bathroom are in this white building. 控え室とお手洗いがこの白い建物 |
Musicians wearing beautiful saris. ミュージシャンも、舞台に立つときは伝統的な装いをします。 |
At the next lot, there was a cricket game going on. お隣の空き地では、クリケットをして遊ぶ子ども達。 |
7 musicians were ready to go. 7人のミュージシャンたちも準備出来ました。 |
ダンス公演を生演奏と共に観られるのは、インドならではでしょうか。「何て贅沢なんでしょう!」って私はとっても興奮してしまうのですが。今回この公演に参加された7人のミュージシャンは皆さんとても卓越した腕前の持ち主あるだけでなく、親切で、ユーモアに溢れ、謙虚さを忘れないとても良い人たちでした。リハーサルの間少し一緒に過ごすことができました。人の体から発せられた動きと、同じく人の体から作り出された音が融合していく過程は素晴らしいものでした。
There it began. いよいよ始まります。 |
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